タイ留学で絶対に後悔しない大学選び方とは?アメリカを選ばなかった理由

一度は海外留学をしていみたい…。でも、アメリカなどは高すぎるから比較的に留学費用を安くしてコスパがいい留学先で英語を学びたいという方にはタイ留学がお勧めです!

アメリカだとうん千万円も生活費用込みでかかってしまうこともざらです。もちろん目的にもよりますが、英語を学びたい、+アルファスキルも身に着けたいということであればタイ留学で十分です。

私は、タマサート大学というタイでも名門大学に交換留学生として留学しました。今回は、実体験ベースをもとにタイ留学のメリットやどこの大学に留学をすることが最もタイ留学の価値を最大化できるのか、転職や就職の視点から見てみます!

タイ留学でのメリット

タイ留学を経験して、思ったのがタイ留学経験は思ったよりも希少性が高いことです。

タイ留学は、アメリカやイギリスといった国へ留学するよりも、様々なスキルを同時に得ることが可能です。今回は、タイ留学のメリットについて実体験ベースからお伝えいたします!

本当の意味の国際教養が身につく

まず、私がタイ留学を決意した理由は二つ。

  • 様々な国から多様なバックグランドを持っている人たちと交流できること
  • 英語力が鍛えられること

こうした視点から、タイを留学先として選び、現在では後悔はしていません。なぜなら、こうした目的はタイ留学で叶えられました。タイには、そもそもインド系、中華系、生粋のタイ人、西欧や日本からの移民などが沢山いる環境です。

そして、アメリカやイギリス、フランス、ドイツなどの国から留学先としてタイ留学をする方も非常に多いです。多用なバックグランドを持った方との交流ができることはもちろん、英語を使用することも多いです。

ネイティブとの会話ももちろんありましたし、留学後英語力も確実に伸びました。そして、タイ留学を得て様々な視点で社会を考えるキッカケもくれ、国際教養力をしっかり身に着けることができたと思います。

もちろんこの経験は、就職活動にも役に立ちましたし、長期的な視点で大きく人生観を変えてくれた経験です。

タイ留学で英語とタイ語が身に付く!

留学する目的として、語学力の向上とする人は非常に多いと思います。留学して、英語力が伸びないなら留学の意味がありませんよね?その点、タイ留学を通して英語力は確実に伸びたことを実感していますので満足しています。特にスピーキング能力は伸びます。

基本的に英語での授業が大半ですので、インプットとアウトプットの質量ともに満足できる内容です!。

タイ語

どの大学にもタイ語のカリキュラムが組まれています。普段の学部での勉強に加えて、しっかりタイ語も勉強できる環境なので英語+アルファのスキルが欲しい方はメリット大です!

また、このタイ語の授業も基本的に英語によるタイ語の授業が行われます。逆に言えば、英語ができないとタイ語も身につかない状況なので、英語学習の必要性に駆られて必死に勉強します。

大学を卒業するころ、または交換留学が終わるころにはタイ語スキルは日常会話レベル、またはビジネスレベル以上となります。ここは就職活動時でも有利ですね!

英語

上記でもありましたが、基本的に英語での授業が行われるのと、西欧の国々から英語ネイティブの方も非常に多いです。アカデミックな英語力と、日常会話としての英語力を鍛えられる環境はしっかりあります。後は、自分次第で、どのような人と行動するのかなどの姿勢の結果は全然変わります!

もちろんタイには比較的に日本人留学生は多いですが、お互い英語力を向上させることを意識すれば問題ありません!

アメリカも日本人が多くて、日本人同士でかたまりネイティブとの交流も少なかった方も多いです!

タイ留学料金について

上記のように、英語、専門的な学問を学べる、タイ語など+アルファのスキルを効率よく身に着けることができます。そして、タイでの生活費の安さはもちろん,学費に関してもアメリカやイギリスなどの国に比べてかなりやすく留学ができます。

もちろん、留学を通して何を学びたいのか、それを学んで将来どのように働いていきたいのかといった目的によってもどこで、どの大学で何を学ぶのかは変わってきます。まずは、留学の目的を具体的にまとめてみましょう!

タイ留学方法は二つ

正規にタイの大学へ留学する、主にインターナショナルプログラムの学部へ入学する。

日本の大学と提携しているタイの大学へ交換留学生として留学する。おすすめなのは、日本の大学と交換留学生として留学することです。これは、国が留学補助金を出していただけれるので、月7万円程度支給してくれ、そのお金で勉強できます。

正規で行く場合も、トビ立て留学JAPANなどに応募して審査に通過した場合支給型の奨学金で留学へ挑戦できます!

トビ立て留学JAPANの場合、しっかりした目的意識をもち、それを詳しく言語して説明することが必要となります。タイへ留学を考えている方は、この留学を通して何を学び将来どのように留学経験を活かしていきたいのかを具体的に説明することが求められます。

タイ留学はどこの大学はどこがいいのか

タイ留学をする際は、やはりバンコクに滞在する方か便利なので、バンコクの有名大学を選択することおすすめします。

タイの大学ランキングベースだとTOP10は以下

  1. マヒドン大学     医学部で最高位の大学
  2. チュラロンコン大学  人文科学系はタイでNO1 特に経済学部はおすすめ
  3. カセサート大学    工学部などはタイでもトップクラス。
  4. プリンス・オブ・ソンクラー大学
  5. チェンマイ大学
  6. タマサート大学    ビジネスや会計はタマサート大学
  7. ブラパー大学
  8. コンケーン大学
  9. Naresuan University
  10. シーナカリンウィロート大学

URL:https://www.4icu.org/th/

その中でも、特におすすめの大学は以下三選です。

チュラロンコン大学

人文学系、経済系の学部はチュラロンコン大学がタイでは最もハイレベルです。タイの政治、経済など大物はかなりの割合でチュラロンコン大学出身者が多く、コネクションの力も強いのが特徴です。

チュラロンコン大学だと、レベルが低い学部はないので、自分の興味があることをタイで学びたい時は基本、チュラロンコンを選択すれば間違いありません。

個人手的に、もしチュラロンコン大学へ留学をするのならおすすめなのが経済学部です。タイの中で経済に関して学びたい方はチュラロンコンを目指すことをおすすめします。

日本でいう東京大学の位置づけなので、大学の権威性があります。日本人にもかなり知られている有名大学なので、就職時などにも有利に働きます。そして、ポイントはチュラロンコン大学への入試科目は基本英語によるテストで、英語、数学など少ない科目で入学できること。日本の国立大学だと何科目も勉強しなければ、入試試験の準備としては不十分ですが、タイでは少ない科目で行けちゃいます。

もちろん簡単ではないですが、経済学部を出ると専門性と英語力、大学の権威性、タイ語力など転職市場や就職に関しても人材としての価値が高くなりますのでおすすめです。

チュラロンコン大学 インターナショナルプログラム

タマサート大学

経営や会計、政治学部、法学部に関して学びたいかたは、タマサート大学がおすすめです。ここでも、タイにおける大学の権威性も高いので、この大学を卒業するメリット自体あります。

専門性に関しては、タマサートは経営者を多数輩出している有名大学です。そのため、経営や会計などを専門的に学べる学部がおすすめです。私も授業に出席しましたが、経営学部に関しては非常に高レベルな授業が英語で行われています。

実際にタマサート大学に留学してみて、個人的に思うのがマーケティングに関して学んでおくこと。タイと日本では効果的なマーケティング手法というのが異なります。こうした文化的な影響を受けやすいマーケティングを学んでおくことは、タイという地域のマーケットへの素養を身に着けることができるので非常に人材としての希少性が高くなり就職、転職に有利になります。特にタイ移住して長期的に仕事をしてきたいという方はタマサート大学でマーケティングを学ぶことをおすすめします!

また、タイ語授業に関しても充実しており、基礎から上級レベルまで幅広くタイ語スキルを身に着けることができる環境が整っています。

タマサート大学公式サイト

カセサート大学

学生数は、58,000人以上もおり、タイでもっとも規模の大きい大学の一つです。 農学部にインターナショナルコースを設けていますので、理系の学生、農学部の学生にとっておすすめです。

また、タイ語に自信がある方などは工学系の学部はバンコクでも非常に高レベルなのでおすすめです。

マヒドン大学

現在、タイで最もランクが高いマヒドン大学ですが、この大学はもともと医学部系が大変有名な大学です。タイでもお医者さんや薬剤師などを多く輩出している名門大学。世界大学ランキング100位にもランクインしています。

ちなみに、シリラート病院はマヒドン大学の医学部のおひざ元です。多くの優秀な医師をタイでも最大の病院に送り込んでいます。

この大学では、医学部以外にも経営学部など、数々の学部が設置されており、インターナショナルな学部もあり高レベルな授業が受けれらます。

直近では、タイで最もアツい大学です。ただ、ロケーションがバンコクではなく、少しバンコクから離れているため勉強に集中したい方はおすすめですが、バンコクライフも楽しみたい方にとっては少し不便に感じます。

マヒドン大学公式サイト

学費比較

大学学部修士
チュラロンコン大学22万円~23万円1セメスター
サマープログラム13万円
30万円程度
サマープログラム16万円 1セメスター
タマサート大学15万円~30万円※学部によって異なる。1セメスター+サマープログラム30万円程度
1セメスター ※詳しくは公式サイト
マヒドン大学四年間で300万円~330万円 ※学部によって変わりますMBAプログラム160万円
カセサート大学15万円~30万円※学部によって異なる。1セメスター+サマープログラム25万円~30万円程度
※詳しくは公式サイト

上記のように、タイ留学では学費のところで日本の大学と比較すると非常に安く勉強ができます。授業の質は、上記非常に高く、卒業する頃には専門性も身についていることが期待できます。

もちろん、タイの物価は日本の3分の1程度なので普段の生活からでもコストパフォーマンスは非常に高いですよ!

タイ留学後の就活や転職に有利な大学選びと学部に関して

もし、タイ留学をしたのち日本で就職したいという方は、上記の大学でビジネスに関連したことを学ぶと比較的、評価されやすいと思います。

その一方で、文化系の学部(心理学や文学部など)場合、日本の大学生と比較される際に多少不利になる可能性があります。もちろんそれを補うことができるタイ語、英語力などがあれば評価してもらえますが、大学で何を学んで社会でどう活かしていきたいの?という質問が来た時に、正直文化系だと答えずらい部分があります。

もちろん、大学で興味があることを学びたいと思うのは普通のことですし、本来大学は研究機関ですから興味に沿った研究をすればいいのですが、日本で安定した大企業に就職したいという場合は【学ぶ】内容をしっかり吟味してタイ留学することをおすすめします。

上記でも簡単に説明しましたが、タイ留学後比較的、日本での就活や転職で評価されやすいのは以下です。

  • 経済学部
  • 経営学部
  • 工学部
  • 会計学部
  • 情報工学部など
  • マーケティング学部

など。こうした実用性の高いスキルを異国の地で身に着けてきたことは高い評価を受けやすいと思います。そして、どのように活かしていきたいのかも言いやすい。

そうなると、例えば大手の日系企業でタイ駐在のチャンスがすぐに訪れたりなどタイへかなりいい条件でカムバックできる可能性が高まります。もちろんタイの現地採用としてでも、大学での専門性と社会へでてからその専門性を伸ばしていくほどもらえる給与水準も高くなります。

先日、アジア転職セミナーへ出席しましたが、そこで「アセアン諸国における日系企業にとって必要な人材として、その国の会計基準、日本の会計基準と国際会計に精通している方や、その国のマーケティング手法に精通している方などの需要が高い」と伺いました。

社会的需要が高いので、自分でビジネスをしても食べていけるほどらしいです。こうした地域性と専門性を活かすことによって、特定の地域でのマーケットで独占状態のビジネスを展開することもできますし、そうした人材は就職に困らないというのが持論です。

まとめ

ここまでタイ留学について、おすすめ大学や日本でのキャリアの視点などを説明してきました。上記で話した内容は、私自身大学生の時に後悔したことから、これからタイ留学をする方が同じような失敗をしないように発信したいという気持ちで書いています。

現在、転職エージェントとして、タイから帰国後に日本での就職に手こずっている方を多く見ます。もともとタイに住んでいた身としては残念です。日本に帰国後のキャリアまでしっかり考えて、リスクを最小化しながらタイでのライフを楽しめれば、最高ですよね。

これから、タイへ移住して仕事をしキャリアを築いていくことを考えている人にとって少しでも参考になれば幸いです!

ここまで読んでいただきありがとうございました!

1 個のコメント

  • よくまとめてあって関心しました。
    マヒドンの医系に在学していますので、この大学のことを追記させてもらうと、マヒドンはバンコク市内にもキャンパスがありますので(医学部、歯学部など)、バンコクライフについては、学部によるかと思います。また、タイ語の授業がない課程もありますので、タイ語もプラスで学べるとは限らないです。また、学生のdiversity は、アジア人がメインで、欧米と比べlimitationがありますし、低い英語スコアで入学出来ることはメリットですが、あまり英語レベルが高い人がそう揃う訳でもなく、また生活言語はタイ語なので、英語がそんなに伸びる訳ではないです。

    チュラは医系も有名です。最近は確かに少しランキングを落としてますが、チュラに入るのは日本で言う東大に入るのと同じ感覚であると思います。タイ語も提供していると聞いています。

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