タイの物価は、大都会であるバンコクと地方の物価とでは大きな差があります。特に、住居費やナイトライフに差が顕著に表れています。
これは、いわゆる膨大な外資の流入によって、物価も国際基準にまで高くなった言えます。従って、バンコクはシンガポールや香港などと同じように物価は高水準と言えます。
ただ、日本の物価と比較してみると明らかにタイのほうが安くて、お金でも買えるモノ・ことが大きく違います。
ここでは、日本の東京の一ヶ月の生活費とタイ、バンコクの生活費を比較して果たして、どれくらい差があるのかを明らかにします。
これを基に、どれくらいのタイ旅行予算にすべきなのかや、タイ移住を考えている方にとって、参考になるタイ情報になることを目的としています。
タイの一般的な生活費
項目 | 金額 |
---|---|
家賃 | 5000バーツ(約16200円) |
電気 | 1400バーツ(約4500) |
水 | 100バーツ(約324) |
スマホ代金 | 300バーツ(約970円) |
コンタクト代金 | 250バーツ(約810円) |
交通費 | ※1500バーツ(約4860円) |
食費 | 5500バーツ(約17800円) |
化粧品など | 500バーツ(約1620円) |
衣服・靴など | 500バーツ(約1620円) |
合計 | 15050バーツ(約48700円) |
※2017年5月22日現在の円対バーツ※交通費は変動費です。
見ての通り、決して安くはありません。バンコクは東南アジアの中でも屈指の大都会です。物価も近隣都市と比べ高いです。
ちなみにこの生活費データは私の妻の物ですw。意外と高くてびっくりです…。それでも、一生懸命、節約をしたと言っていますが、仮に節約してこの生活費だとしたら結構な金額だと思います。
東京で必死に節約生活した結果
項目 | 金額 |
---|---|
食費 | 17839円 |
家賃 | 35000円 |
電気 | 3000円 |
ガス | 4000円 |
水道(二か月) | 3825円 |
インターネット | 4489円 |
携帯料金 | 4007円 |
クリーニング | 1054円 |
飲み会 | 9000円 |
交通費 | 3182円 |
雑貨 | 2899円 |
投資(勉強費など) | 6351円 |
合計 | 94826円 |
これ結構な、個人情報ですw。ちなみにこの生活費は、4月の生活費です。ずいぶん節約頑張ったなって、自分で自分をほめたいですw。
さて、明らかに東京のほうが生活費高いですね。単純にバンコクの生活費と東京の生活費を比較すると、二倍違います。しかし、これ簡単に比較できないんです。
なぜなら、タイで真剣に節約すれば、月に50000円もかかることないんですよ。妻は、節約していたと言っていましたがw。
妻を信じて、月5万円あれば生活できると言ってみる
正直に言って、タイ物価を考えたら月5万円は余裕です。なぜなら、基本的な生活の固定費が安いからです。




例えば、タイの家賃は5000バーツとありましたが、かなり良いアパートです。私の日本のアパートの家賃は35000円で、10000バーツになります。同じ金額の家賃をタイで払う気があれば、いわゆるコンドミニアムに住めますよ。
何を言いたいのかと言えば、タイのほうがずっと安く、お得なんです。5000バーツ16000円の家賃のアパートが、日本の35000円のアパートよりもずっとクオリティーが高く、生活水準が高くなるのですから。タイ移住も考えたくなりますよね。
電気代はエアコンなどを一日中つけなければ、1000バーツ以内で抑えられます。1000バーツって3000円くらいなので、タイだと相当高いほうですよ。日本の電気代と変わらないですし。
また、携帯料金もあちらではポップアップ式の前払いなので、基本的に300バーツ程度払えば何不自由なくインターネットは使えます。
食費も、毎日良いレストランなどで食事していれば日本での食費よりも高くつく時はあります。が、普段はスタンダードな屋台やレストランなどに行っていれば、月4000バーツで行けます。
衣服代に関しても、ブランドモノに執着せずに、タイ人が普段服を買うスポットで衣服を購入することで最小限に衣服代も抑えられます。タイは一年中温かいので、Tシャツと短パンオンリーですし。
ちなみに、100バーツ~300バーツの価格帯で質の良い衣服は簡単に購入できます。チャトチャック市場やサンペン市場など、ショッピングを楽しみながら、ついでに衣服も買うのもありです。
タイ滞在の目的は?
しかし、結局はタイ滞在の目的の問題です。つまり、タイに少しでもながくいたい、タイだけでなく他の東南アジアの国々も観光したいので節約する必要があるなどの場合、月5万円あれば安心だということです。
もっと言えば、タイでナイトライフを楽しみたいといった目的だと、正直足りません。タイ観光する目的は人それぞれあると思いますが、しっかり計画を立てておくことをおススメします。
って終わりにするのも無責任なので、最後にタイ旅行予算を現実的に考えてみましょう。
タイ旅行予算は10万円が妥当
航空券代金5万円を入れて、計10万円であれば5日間のタイ旅行が充実したものになります。単純に1日1万円を使う感じです。タイ旅行自体、一年に何回もあるわけではないことを考えると、1日1万円を使う計画はおススメです。
理由は、単純に通貨の価値が3倍違うから、短期間のリッチ生活を体験できるからです。最高級のレストランで最高の食事を楽しめます。バンコクのホテルもハイクラスのもので3000円程度です。日本で同じクオリティーのものを求めてしまえば、3倍のお金がかかることが、タイでは安い価格で楽しめます。
まとめ
1ヶ月の生活費という視点から、タイ物価の低さを紹介してみました。少しでも長くタイに滞在していたい方や、タイに拠点を置いて、東南アジア諸国を旅したい方にとって、タイ生活費は重要な問題です。
1ヶ月5万円を目安に生活ができること。これを基準に、どれくらいの期間滞在できるのかを逆算してみてください。
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