海外営業部で必要な英語力はどれくらい?独学で習得可能なの?

英語を独学している方で、「将来海外で働きたい」と考える方が多い一方で、、

会社の都合で、英語できないのに海外営業部に配属になった…。という方もいますよね。

それぞれ、「TOEIC900点とかないと、通用しないのでは?」と不安に感じる方も多いと思います。

今回は、海外営業部の仕事「メーカー」や英語力はどれほどのものが必要なのか、TOEICなども交えながら紹介します。

私は、学生時代は海外駐在などを目指し、メーカー就職し、海外営業部で働いていました。

なので、仕事内容や英語力、どこで英語を使うのかなど参考になることもあるかと思います。

海外営業部で必要な英語力とは?

ぶっちゃけて言うと、日系のメーカなどではそこまで英語が必要なときって多くないです。

英語ができない、なんちゃって海外営業部はたくさんいます。入社してから配属になることもありますし、理系の人が突然海外営業部にいくこともあります。

重視されるのは、日本での業務でどれだけ成果がだせるか、上司に気に入られるかですね。

なので、ぶっちゃけそこまで心配する必要はないです。配属になってから、必死に勉強する人が大半はたくさんいるのは、駐在を目指しているからですね。

日系のどの会社も、海外駐在すると手当やらで年収が1.5倍くらい増えます。20代の独り身だったら最高ですよね。

そういうインセンティブ的な要素があって、英語を勉強する人が多いのも事実。

ぶっちゃけ、海外営業部は出世する人は多いです。海外営業歴10年とかいくと、普通に課長レベルです。私がかつていたメーカも、役員みんな海外駐在いってました。それだけ、海外に行く人材は価値が高いという証拠です。

ちなみに、海外に興味があって転職を考えている方におすすめ転職エージェントをまとめています

ので参考にしてみてください。

また、文系の第二新卒が営業で海外に挑戦する際におすすめの業界や職種もみると後悔しません!

海外営業部の仕事と英語活用事例

じゃあ、実際どのような仕事を海外営業部ではするのか見ていきます。

私が経験したのはメーカでの海外営業ですが、商社も似たような仕事ないようだと思います。

仕事内容は大きく三つ。

  • 海外販社との需給管理や物流調整
  • 海外販社の市況・実績分析からの販売企画
  • 予算や新商品の企画など将来計画の作成

などです。

海外販社との需給管理や物流調整

まず海外での販売会社や工場とのやり取りが主な業務です。

本社では、自社の海外販売会社をサポートするのがメイン業務です。

なので、需給管理を主に行うことが多いと思います。

例えば、市況などを踏まえて、適切な工場での生産をコントロールして、無駄に商品を作りすぎないようにするというのがミッションとしては大きいですね。

コストカットや効率などを、いかに利益をとれるのかを構築するのが海外営業部の仕事です。

また、いつまでに商品が届くのかという物流視点からも、海外販社をサポートします。

そして、売る仕事は海外の販社ということになるので、商談でのプレゼンだったり、代理店新規、既存営業だったりがメインです。

英語を最も使う場面は、もちろん需給管理での仕事で使います。

グローバル企業だと、海外に生産拠点を持っていることがめずらしくないので、やりとりが頻繁にあります。

ただ、生産拠点なので、アメリカやイギリスなどはほとんどなく、東南アジアとか中国とかがおおいので、どちらかというと第二言語として英語を学んできた海外の人とやりとりします。

ぶっちゃけ、ここでのやりとりの英語レベルは低いので、TOEIC900とかあってもなくても変わりません。

もちろんあった方が便利っていうだけですね。

海外営業部で働いている人は、英語よりも実務が円滑にすすむことを重視しているので、そこまで評価にも直接的にはつながらる、+アルファ程度に見ておきましょう。

海外販社の市況・実績分析からの販売企画

海外営業部では、担当地域がわりあてられます。自分の担当地域の実績分析、市況分析をする仕事があります。

現地から、販売レポートが送られてくるので、それをまとめるのが基本的には仕事です。もちろん英語です。

ただ、バリバリのネイティブ英語でないので、案外簡単にポイントは理解できます。

自分が担当する地域のことは勉強して、どのようなマーケット感なのかを把握する必要があります。

過去の実績に基づいて、将来計画も作成するのでとても重要なことです。

政治、文化など多岐にわたって、知識をみにつけ、販売計画にねりこみます。

例えば、タイのソンクラーンや新春時には特別な広告をうったり、代理店のスタッフに海外旅行プレゼント企画をうったりなど、様々な施策をアドバイスするもの仕事の一つです。

予算や新商品の企画など将来計画の作成

予算を作成することや新商品開発に市況情報を提供することで、新商品企画にたずさわることもできます。

予算は、いかにコストを抑えて、利益をかくとくするのかを海外営業部としてつくります。

どれくらいの販売量うれば、もとはとれるのか、一方で単価を上げてみるとどれほど利益インパクトがあるのかなど様々な視点で、予算をくんでいきます。

この段階では、課長クラスになると、海外での会議に参加したりなどするのですが、若手社員などは特別英語が必要なことは少ないです。

海外営業部でTOEICは何点必要?

ではどれくらいの英語があればいいのか。ベストは学生時代までにはTOEIC700以上あると楽です。

正直、経験上、TOEIC700点~800点は取得できる範囲です。ただ、勉強方法にちょっと工夫したり、継続が必要ですが、1年くらい本気で勉強したらそのレベルはクリアできます。まだ、学生であればTOEIC900点も狙えると思います。

海外営業部に配属になってから、駐在までにTOEIC900点に向けて、英語勉強を継続する方の方が多いので安心してください。

まとめ

以上、見てきたように、海外営業部ではかならずしもTOEIC900点とか、いきなりハイレベルな英語力がためされるかというとそんなことはありません。

ただ、最低限ないと多少苦労しますが、その分仕事の成果で評価してもらえれば全く問題ないです。むしろ、その方が印象良くなり、海外駐在へのチャンスも広がります!

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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