リーマンショックやコロナショック…。経済活動がストップするいままで経験したことのない状況でも、
安定した生活を可能にする業界ってあるの…。と不安に感じますよね。ただ、不況に強い業界はあります。
不況に強い業界はインフラ業界です。インフラときくと、電力や水道などライフラインを提供している会社が思い浮かぶとおもいます。
もちろん、ライフラインを提供している業界は不況に強いですが、今ではIT業界不況につよいといえます。
この記事で、どの業界であればコロナやリーマンショックといった大不景気の影響が小さいのかがわかります。

Contents
世界恐慌でも大丈夫?不況に強い業界まとめ【2020年】
社会インフラもしくは、それに近いレベル、寡占市場などの要因でコロナ不況やリーマンショックにもまけない強い業界は下記です。
不況につよいかどうかは、安定的なキャッシュが入っているかでみています。
ソフトウェア業界
平均年収631万円と高く、利益率も高いビジネスを展開している会社が多いです。
また、ITインフラを急速に整える必要がある現在では、需要がますます増えるのは想像がつきます。
人で不足がすすむ日本において、ITによる業務効率化はどこの企業もあたまを抱えているのは事実で、
実際、私自身もソフトウェア業界で働いていますがコロナショックはすくないです。
むしろ、無駄な支出を抑えている分キャッシュフローはどんどん健全化していました。
ゲーム業界
平均年収637 万円とこれもまた高く、人気なゲームを多くもつ会社は安定期な利益をあげています。
スタートアップも多い業界なため、スタートアップに安定をもとめて働く人はすくないという前提で話をすすめます。

インドアでいかに楽しく、快適にすごすかがとわれている今、ゲーム市場はより一層加熱する傾向はあります。
人気Youtuberや芸能人がこぞって、ゲームを楽しむコンテンツが流行っていることもあり、
任天堂のスイッチなどは生産が追い付かないほど売れ行きがよかったそうです。
株価も最高値付近で推移し業績も好調なのがうかがえます。
今後、5Gなどの新技術が導入されるにつれて、ゲーム人気はより加速し、もはやゲームがテレビと同じようなポジションになりえます。ゲームをしない人のほうが少なる時代といっても言い過ぎではないです。
通信業界
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参照元:https://marketing-rc.com/article/20160731.html
2019年にはスマホの普及率は85.1%。これだけの普及が進む中では、通信自体インフラといえるでしょう。
通信事業者自体も、超寡占市場のため売上、利益も安定しています。
大手キャリアが典型的ですが、数千万人のユーザーから毎月数千円のお金が入っているのですから、
キャッシュフローに不安が一切ありません。
現代ではスマホなしでは、生活に支障がでてきますから、事業そのものがなくなる危険性は皆無といっていいです。
生活用品メーカー
食品や生活必需品を生産しているメーカーは安定したキャッシュフローが見込めるため、不況に強いといえます。
今回のコロナショック下でも、食品や生活必需品をかうために長蛇の列ができたなど社会現象にもなりました。
生活になくてはならないものは、どんな状況下でも売上が立ち、安定的にお金がはいってきます。
多少の低利益率でも、継続的な事業継続には問題ないといっても言い過ぎではないでしょう。
電力業界
東日本大震災下、東京電力が大打撃をうけたのは記憶に新しいですが、あのような大災害下でも事業は継続できたのは代わりとなるインフラ業者がいなかったからといえます。
寡占市場下で、電気料金が毎月、安定的に使用者の銀行口座から入金されるのですから、事業の継続性をさまたげるものは皆無といっていいでしょう。
ただ、成長性の観点では若干かげりがありますが、デメリットがかすむくらい、メリットの安定性は魅力にうつります。
ガス、石油業界
ガスや石油業界も必需品ですので、輸入に頼っているとはいえ必ず消費されます。
電気同様、使用者からお金が安定的に入ってくる点で、施設が一気に破壊されない限り、安心して働ける業界ですね。
不況に強い業界を見極め方
安定的なキャッシュフローが見込まれる業界が、」不況に強いとみてきました。
では、どのようにキャッシュフローが安定しているのかみるのか。
結論、営業キャッシュフローをみます。
本業でいくらのお金が入ってきているのか、そこから収支を計算して結果いくら残るのかをみます。
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参照元:https://www.shinnihon.or.jp/corporate-accounting/commentary/cash-flow/2012-12-14.html
上のように直接方法をみるとすぐに数字がみれます。
要は、商品を売っていくらお金が入ったのか、仕入れにいくらお金を使ったのか、経費にいくら使って、
結局いくら残ったのかを見れば簡単です。
もう少し細かく見たい場合、間接法を使いますが、ざっくりといくらとみれば十分なので直接法で見れば十分です。
毎年、営業キャッシュフローがどれくらい増減しているのかをみると、業界の安定性がわかるのでおすすめです。
まとめ
上記でみてきたように、営業キャッシュフローが安定した業界、急成長しインフラ的な存在になりえる業界は不況にもつよいです。
就活や転職する際には、営業キャッシュフローの増減に注視して会社をきめると、安定した事業かどうかが判断つきます。
ぜひやってみてください。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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