英語習得プロセスで、英単語が最もつらい。
無意味な作業にあきあきしてしまいますよね。
それに、どうしても覚えられない英単語もたくさんある。
今回は、英単語を効率的に覚える方法を紹介します。
Contents
どうしても覚えられない受験英単語の覚え方【実体験】
単語帳を一つ一つ、単に覚えていくのは正直非効率だし、辛い作業です。
ちょっとした工夫で、記憶定着も変わってきます。
結論、英単語を発音しながら、意味を頭の中でイメージしながら覚えていくスタイルです。
この場合、もちろん一回で覚えるのではなく、知識から技能へとレベルをあげるために繰り返し行います。
英単語を覚える際のポイント
- 頭の中でイメージをする
- 高速で繰り返す
英単語を頭の中でイメージする方法とは
以下のような比較的難しめの英単語を覚える際は画像を検索してイメージを覚えるのおすすめ。
Resentful [ 憤慨している]
グーグルで検索すると以下のような画像が出てきます。
Bawl 「怒鳴る、わめく」
グーグルで検索すると以下のような画像が出てきます。
英検1級レベルでどうしても覚えられなかった英単語の例
Rapprochement [※特に国家間の和解、国交樹立]
Furlough [(軍人の)休暇
Protagonist [主人公]
このように、文字情報だけでイメージがむずかしい英単語は画像などをみてイメージをふくらませると一気に覚えることができるのでおすすめです。
英単語帳を高速で繰り返すことのメリット
英単語帳を読むのに、1回目は非常につらい。
ただし、2回目、3回目からは徐々に楽になっていき、一冊の英単語帳を読み切るまでの時間がどんどん短くなっていきます。
そうすると、英単語帳の英単語が見慣れていき、英単語をみた瞬間にあたまに意味記憶やイメージ記憶と結びついて、思い出しやすくなります。
繰り返しの回数がもっとも重要です。
英単語はどこまで覚えればいいのか
一般的に、大卒のネイティブスピーカーの語彙力が4~5万ワードといわれています。
そこまでを目指のは現実的はありません。
というと、どんな英文でも基本的な5000単語が、構成の95%をしめているといわれるためです。
この5000単語があれば、あとはわからない英単語があればそのつど調べていくほうが効率的です。
大学受験程度であれば、5000英単語くらいあればセンター試験は十分です。
受験程度のレベルであれば、当ブログで紹介する英単語で十分です。
ただ、高い偏差値の大学や英検1級やTOEICで高得点を狙う場合は、8000単語以上~12000単語があればベターです。
おすすめ英単語帳を紹介
自分がどのレベルの英単語を覚えたいのか、ターゲティングをして、それにあった英単語帳を使います。
ここでは英語初心者がブレイクスルーをするために、おすすめな英単語帳を紹介します。
おすすめな英単語帳の選び方として、
- 一つの英文にターゲット単語が複数織り込まれている英単語がいい
- 英文自体がネイティブチャックをうけており、生きた英語かどうか
その点をもとに、選び抜いた英単語帳は以下です。
DUO
英語圏で標準的に使われている英単語をもとに、まとめ上げられた英単語帳です。
- ネイティブチャックをもとに作られた良質な生きた英語
- 一文に複数の英単語が織り込まれている
レベル
大学入試(偏差値)58~65
TOEIC 600~780
英検準一級
ALL IN ONE
ALL IN ONEを使うメリットは3つ。
- TOEIC800点以上の英単語、熟語が身につく
- 文法レベルは英検1級レベルまでカバー
- 英文読解はセンター試験8割カバーレベル
- リスニングの基礎が完璧にみにつく
ALL IN ONEは、ビジネスや社会などの切り口で、比較的長文の英語から、英文法、英単語、リスニング能力をやしなおうというものです。その名の通し、すべてが一冊に含まれているという教材です。
かなりボリュームがあるので、初心者にはすこしキツイと思うので、DUOが5回程度繰り返しおわったら、ALL IN ONEを使います。
いちから、取り組むと読了するまでの4カ月くらいかかります。
ただ、Duoをおえていると、英文読解やリスニング、英単語の覚えるスピード感も格段にはやくなり、2か月程度で理解して、読みこめる段階までいけます。
ちなみに、私は、上の2つの教材とTOEIC問題集をやっただえでTOEIC850点を取れました。
効率的な英単語帳の使い方と注意点
効果的な英単語帳の使い方は主に二つ。
- 例文の英単語の意味から先に覚える
- 2つの同じレベル感の英単語帳を使う
例文の英単語の意味から先に覚える
覚える英単語の意味は、単語帳の例文で使われた意味とそこから連想される意味だけにとどめる。
なぜか、情報がごちゃごちゃして結局忘れて、その単語だけにとられる時間がかかりすぎるから。
また、他の英単語帳のなかで同じ英単語にふれる可能性があり、そこで一度覚えた意味以外のところを補うほうが効率的だから。
例えば、Resumeという単語。
Resumeは「再び始める」「再び続ける」「再びとりもどす」「要約する」。
最初3つは、連想しやすく一回で覚えられる範囲ですが、「要約する」はまったく別軸のいみとなり、そこまで覚えようとすると高膣が下がります。
また、Fareという単語。「(乗り物の)料金」とかかに、「食べ物」「道の端の、出し物」といった意味があります。
これも、食べ物はいったん置いといて、「料金」という意味を優先的に覚えていきます。
2つの同じレベル感の英単語帳を使う
英単語を記憶に定着させるために、様々な文脈で英単語を覚えていくことが大切。
英語上級者になれば、多読によってその点が解消されます。ただ、英語初級や、中級者にとって、まだ洋書はきつい。
なので、同レベルの英単語帳を2つ使います。
多少、収録単語に違いがあっても、同レベルなものであればぶっちゃけおぼえる対象です。

2冊目は少ない労力で、英単語も覚えやすいのでおすすめです。
自分にあった英単語帳の選び方
選び方の基準はシンプルに以下です。
- 知らない単語が30%~60%の単語帳
最初は大変ですが、知っている英単語がふえてくると、それが小さなモチベーションになって、
「もっと」覚えていくぞとサクサク勉強ができるためです。
注意点
Those clothes helped enhance your appearance.
和約:その服はあなたの見てくれをよくするために役立っています。
この和約は意訳をしているため、ちゃんと英単語の意味でわやくされていません。
要はただしく意味を理解して、英文をよむことは大切。ここはいわゆる精読です。
ポイントとなるのが、Enhance。Enhanceは「(価値など)~を高める」といういみなのに、
Helpの原形不定詞のせいで、「役に立つ」と意味を覚え間違える危険があります。
なので、文法と英単語の意味はちゃんと読んで理解するフェーズは最初は必要です。
ここを間違えると、間違った英語を覚えてしまうことになるので注意です。
まとめ
ここまで、英単語の覚え方に関してみてきました。
私自身もこのやり方で英検1級とTOEIC900に必要な英単語を覚えていきましたので、おすすめの方法です。
ぜひためしてみてください。
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