英語はマジで簡単。
いやいや、英語ができるからいえるんでしょと思うかもしれません。
ぶっちゃけ、私もTOEIC250点の時、そう思ってました。
英語ができるのは何か特別な能力があるか、帰国子女かなんかだろうと…。
私はタイ留学の経験はありますが、留学前に英検一級を取得しました。でも私は、偏差値35の高校なのと、帰国子女でもありません。
それは、TOEIC250点からTOEIC900点、英検一級を2年で取得し、留学をするまでにここまで英語力を高めることができたのはなぜか。
英語が簡単だから、所詮言語だからです。たとえば、英語で物理を勉強するとか、高度な工学を勉強のはマジで難しい。これには、もしかすると地頭は必要かもしれません。
ただ、英語能力を向上させたいという方であれば、だれでも実現できることを自信に思っていただきたいです。
下記は、実体験にもとづいたTOEIC250点、偏差値35の高校生から英語技能検定1級取得までの道のりです。
英検1級合格はどれくらい難しい?
英検1級はぶっちゃけ、難しくはありません。
「むずかしい」というのは、英検準1級と比較してむずかしくかんじるだけ。
効果的に英語を勉強できれば、だれでも合格できる資格だと思っています。
だって、TOEIC250点だったやつが、英検1級とれるんですよ?信じてください、大丈夫です。
ただ、客観的な合格率をみてみると、1級の合格率は毎回およそ10%程度と狭き門といわれています。
ちなみに、【大学上級レベル】と一応なっています。「え、むずかしいじゃんかよ」と思いますよね?
最初でもふれたように、英検準1級と比較すると、むずかしいだけです。
なら、最初から基準を英検1級にして、それ用に勉強をするだけです。
富士山を一合目からのぼるとき、「う~わ長っ」とビビるのと同じ。高く感じるやまでも、コツコツ積み上げれば到達できます。
近道があったりするので、効果的な勉強をしててっぺんをとるほうが時間効率がいいです。
もっとも、時間をかけるのは多読とシャドウイングです。
英検1級取得に何年かかったか
ぶっちゃけ、学生時代で英語漬け(1日5時間以上)は英語に触れていたものの、英検1級取得まで2年かかりました。
そんなにかかるのか、と驚きでしょう。でも、何かを習得するって大体そのくらいの期間要します。
例えば、ピアノなどもゼロからはじめて、ある程度自分でひけるまで2年~3年はかかります。個人的には、もっと早くとれたなと感じています。
というのも、もっと効率的に勉強して、英検1級に合格する方法に特化すれば1年と半年くらいで取れるでしょう。
英検1級にとっかした勉強をするために、英語3技能ごとにレベルをみてみます。
英検1級の難しさを4技能で見てみる
まず、英検1級の審査基準をみてみますと、
1級
程度
広く社会生活で求められる英語を十分理解し、また使用することができる。
審査領域
- 読む:社会性の高い幅広い分野の文章を理解することができる。
- 聞く:社会性の高い幅広い内容を理解することができる。
- 話す:社会性の高い幅広い話題についてやりとりすることができる。
- 書く:社会性の高い幅広い話題についてまとまりのある文章を書くことができる。
参照:https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/criteria/
お、どうやら社会性の高いがキーワードとなっていることがわかります。
なので、分野を時事問題や地球規模の問題(環境汚染など)に関する英語に触れておくことが必要になります。
つまり、文学などの英語というよりかは、事実を正確に伝える英語スキルになります。
英検1級リーディング
英検1級を取得できる英語力を身に着けるには、精読と多読と音読がキーポイントです。
精読というのは、一字一句意味を追いかけて理解しながらよむこと。
多読というのは、意味理解を重点的にした読書です。そして、音読は精読・多読した文章をこえに出して読んでみるというもの。
この三つはセットで、もし、どうしても意味がつかめないような英文にそうぐうした時に単語の意味はしらべたあとで、音読をするといった方法を私はしていました。
読む力をやしなうには、上の手順でOKです。ただ、英検1級ともなると、まず英単語が問題になります。
どれくらいの英単語が必要なのか
目安は9000単語~12000単語です。なぜ幅があるかというと、英単語重視の英語勉強法はつまらないから。それに、10000以上の英単語はぶっちゃけ使わないものが大半です。
ネイティブでさえしらない英単語をしって、英語がしゃべれないなんてことほど無駄なことはないです。
ここをどこまで分析しようが、結果は変わりませんし、英単語は10000くらいをめどに勉強からはなれます。
それより、英文の流れの中ででてきた新出単語を覚えていった方が効率的です。
実際に英検1級の英単語と読解問題を解いてみる

いかがですか?、たったのワンパラグラフだけをきりとってみました。
Inheritance:継承
molecules:分子
reductionism:還元主義
とか難しい単語がたくさんでてきます。
英検過去問は無料で手に入れることができます。
おそらく、英単語がむずかしくて意味がとれないところばかりだったと思います。
英単語の目安は10000としますが。すべえ覚えようとするのではなくて、話の流れを意識して具体的な英単語の意味がわからなくとも問題には答えられるように練習するのがおすすめ。
とにく、reductionism:還元主義とかは特別覚えるひつようのない単語だとおもっています。
こういった概念的なむずかしい英単語は英語で説明されることがあります。
なので、英単語力は1万単語をゴールにして、あとは読解能力をきたるほうが効率的です。
読解能力のきたえかたは、泥臭いもので、つねに「なぜそういえるのか」を考えながら読むことです。
英検1級ライティング難易度
どういった問題かですが、社会的な問題に関するものが基本的には出題されます。
- 学校でいじめの授業をやるべきかどうか
- 国際的な移民保護問題
- 核問題
- 環境破壊の解決策
など多岐にわたります。
合格のために必要なのは、英文ロジックの流れにそっているか。英文のロジックのながれとは、結論、理由、具体例です。
最初に大まかな結論と理由と理由の詳細をふれて、
理由の中身を説明。最終的に、最初にいった結論をささえる理由となっていることがロジックです。
英検1級英作文 予想問題 II―二次試験にも役立つ― がおすすめなので、ぜひつかってみてください!
英検1級リスニング難易度
正直、英語の中で最もむずかしいのが、リスニングだと思っています。
とにかく聞き取れないことがおおい。
頭の中で、英文が保持できず意味を聞き逃してしまうといったことがよくありました。ぶっちゃけ、英検1級のリスニングはトーフルやアイエルツにくらべて簡単です。
しっかり問題集をといて、社会問題のトピックに関する知識などがあれば十分対策できるレベルです。
リスニングで大切なのは、自分が意味を理解し、発音できるものしか聞き取れないのを理解するです。
話のながれから、英文の意味を理解して、自分でもその英文がはなせないものは聞き取れないです。
これに関してはシャドウイングで練習あるのみ。
英検1級のスピーキング
問題は英検準一級や二級の英作文問題ににています。
英検準1級の英作文問題がスピーキングとしてだされ、回答レベルもライティングレベルでもとめられます。
なので、対策としてはスピーキングは最後の最後でok。ライティングとリスニング力があがると、自然と英文で話せるようになることをめざします。
採点基準は、実際にうけて感じたのが、完璧である必要はないということです。
しっかり自分の言いたいことがあって、それが伝わること。意味重視が基本です。
もちろん、基本的な文法はあっていることが必要ですが、完璧でなくてもOkでした。
それよりも発音や意味がつたわるか、結論からはなすかが重要です。
英作文対策としては、精読を基本に、暗唱できるほど良質なテクストで勉強することです。
上の動画でも紹介しているALL IN ONEから、英検1級の問題にあわせる形で対策しました。
まとめ
くどいですが、私は英会話教室もいっていなければ、とくべつ英語スクールにかよってもおらず、留学する前に英検1級を取得していました。
英語はシャドウイングと多読で勉強することで、だれでもレベルアップし、英検1級取得も夢でありません。
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