英語を読むだけで話せるようになるのか?【8年間の英語学習歴】

英語を読むだけで、話せるようになるのかなー?

と疑問に思っている方多いですよね。

8年間の英語学習歴をへて、最も効果がたかかった勉強方法がじつは「読む」ことでした。

今回は、なぜ「英語をよむ」が英語学習に効果的なのか、読む+アルファ何を具体的にやれば伸びるのかが

この記事でわかります。

<信頼性>

  • 偏差値32、留学なしでTOEIC250点からTOEIC905・英検一級取得まで一年で上げた経験

英語を読むだけで話せるようになるのか?

結論からいうと、英語は読むだけで話せるようになります。ただ、音に関しては日本語の音で英語を話している感じになります。なので、正しい発音をするためにリスニングと発音の練習は必要になります。

読んで聞くだけでも、話せるようになる!というのが、理論的に言われていることです。

根拠は、第二言語習得論のクラシェンのインプット仮説です。多くの子供(赤ちゃん)が、これまでアウトプットで正しく会話したこともないのに、突然正しい文法ではなしだすことをあげています。

子供の突然はなしだす例を根拠に、文法習得などがいらないという仮説がインプット仮説になります。

では、インプット仮説は有力な仮説としても有名ですが、効果的な学習方法についても説明して下の二つがあります。

  • 理解優先教授方法
  • 全身反応教授方法

理解優先教授方法は、とにかく知識よりも理解優先する方法。どのようなときに、どう使うのか理解するというものです。

全身反応教授法は、先生が生徒に外国語で指示をして、それに従ったり、先生のマネをすることで習得するものです。

この二つを応用した例が、よくいうインターナショナルスクールで、学校の授業すべてを英語で行うというもの。

これには高い効果を発揮することがわかっています。

ただし、テレビのようなものでは、説明できない現象もおきました。ずっとテレビをみて、外国語がはなせるかといえばちがい、理解できるけど話せない状態に陥ります。

この状態をさけるために、アウトプットをしましょうよというのが効果的な学習方法でちまたにはやっているやつです。

何を身に着ければよいのかといえば、

予測文法です。例えば、I give him __.空欄には、何が来るか予想できるというもの。つまり目的語がくるといった感じ。ここに文脈などがあれば、もっと予測することが可能になります。

意味と形式をリアル他意味で理解して処理しないとそもそも英文を読むことができません。

これに、音への理解が伴ったときはじめて、英語を習得できた、いいかえると、話せるようになる状態です。

そして、この予測文法の能力を向上するために、たくさん読むのがめちゃくちゃ効果的だったりします。

英語を読むことで飛躍的に英語脳がついた経験

I want  marriage with you.ってどこか不自然な英語ではありませんか?

これが、不自然とおもったあなたは、英語脳ができています。つまり、予測文法の能力がある状態です。

この英文を聞いた時、どこかおかしいと思ったら、それはもっと高い英語脳ができている状態です。

こうした、「どこか変な表現だなー」というのは、たくさんのインプットで鍛えることができます。正確には、予測文法が蓄積されるといったほうがいいかもしれません。

単語とどういう組み合わせがよくつかわれていて、普通に表現するためにはどう組み合わせればいいのかがわかるようになります。

I want to marry you.が正しいの表現、つまり、ネイティブが聞いた時に自然に聞こえるものです。

英語を読むのに効果的な学習方法とは

何をするのか、ポイントだけ見てみましょう。

  • 興味のある分野や学習内容を絞って読む・聞く
  • 感情にうったるインプット資料を使う(フラッシュバブル記憶の応用)
  • 自分に関することを英語で表現する、される
  • 英語学習仲間を見つけ、自分のことについて英会話をする(ネイティブの発音指導があればもっとよし)

興味のある分野や学習内容を絞って読む・聞く

事前に日本語で勉強をして内容理解があるもので、英語で同じ内容を聞いたり学んだりするときに

理解重視の英語学習を効果的にできます。

また、同じ参考書を何回も何十回も読んだり、聞いたりすることは非常に効果的です。

ただ、あきも感じるので、適度に理解度がある分野の英文を聞いたり読んだりするのがおすすめです。

感情に作用するインプット資料を使う(フラッシュバブル記憶の応用)

フラッシュバブル記憶を応用すれば、学習効率が高まります。例えば、9.11の時のアメリカでの衝撃的な映像は、いまでもはっきり状況が頭に思い浮かびます。

驚き、感動などいった強い感情をいただくもので、英語を学習すると英文フレーズなどが頭にのこり、学習効率があがります。

おすすめは映画や海外ドラマ、洋楽です。感情的になりやすいひとほど有利ですよ。

自分に関することを英語で表現する

例えば、自分のことを褒めてくれた記憶なんかは、結構頭に残っていますよね。実際、自分のことが最も関心ごとなので、自分のできごとを英文にするのはおすすめです。

英文日記なんかは、おすすめです。

上述のフラッシュバブル記憶を応用して、感動したり、驚いたり、悲しかったりするつよい感情を英語で表してみましょう。もちろん参考書などもみてOK。

英語学習仲間を見つける

最強の勉強方法はインプットして感じたことを、対人で話すことです。

そして、ネイティブの発音指導や表現方法をマンツーマンで教えてもらうと、記憶定着率もあがるのでおすすめです。

具体的には、外国人の友達、最強なのが恋人が外国人ですね。ネイティブレベルの語学力が手に入ります。

第二言語習得論に関するおすすめ書籍

大学時代に、英語を効率的に学習するために、第二言語習得論(外国語を効率的に学ぶ科学的な方法)について勉強したことがあります。

長い目で見て、どのように英語学習に取り組めば、最大の成果をえられるのか、ヒントをもらえるのでぜひ一読してみてください。

英語教師のための第二言語習得論入門


英語教師がどのように、生徒に教えることが学習効率を高めるのかがわかります。

教師視点で英語の教授法をまなぶと、効果的な学習方法を理解しながら取り組める点でモチベーション維持につながります。

日本語教師のためのCLIL(内容言語統合型学習)入門 (CLIL日本語教育)

語学はどのようにまなんでいくのか、方法論をインプットすると英語学習に役に立つのでおすすめです。

まとめ

以上、英語を読むのとリスニングがあればもっといい学習ができます。

今回紹介した学習方法をぜひ試してみてください。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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