英語・高収入な職種の種類とTOEICスコアの目安【元転職エージェント】

英語がすきで勉強している、将来英語を活かして仕事がしてみたい方は、

すこしでも「英語を使う仕事で収入をアップ」させたいですよね。私もその一人です。

すこし古いデータですが、dodaの調査によると、TOEIC700点台以上スコア層になると、TOEICのスコアと年収の相関が明らかになっています。

当記事では、海外人材の転職エージェント経験と、グローバル日系メーカでの海外営業経験、外資系IT企業での経験をもとに下記の点をまとめてみました。

・どのような職種が実際高収入なのか、
・リアルな転職市場での求人はどのようなものが多いのか、
・目安となるTOEICスコア
・元転職エージェントがおすすめする狙い目職種
・元海外系転職エージェント者のおすすめ転職エージェント

英語・高収入な職種とは?

どの転職求人サイトをみても、英語で高収入な求人は「英語」+アルファのスキル・経験が求められています。

加えて、英語スキルも年々たかいものを要求されてきており、+アルファのスキルは高い専門知識と特定の担当業務経験も最低3年以上をも求められる傾向にあります。

英語で高収入な職種への就職はかなりハードルが高いんですね。代表的な職種は下記です。

  • 外資系企業
  • iTコンサル(海外のエンジニアとも連携を求められる)
  • グローバル企業での本社機能における特定ポジション(経営企画、財務経理、人事部)
  • エンジニア系(プログラマー、生産管理、製品企画設計、工程設計等)
  • 士業(税理士、公認会計、弁護士)

こういった職種は、英語だけできても業務経験自体ないとできないので、未経験の領域であれば高収入での転職は厳しいです。

いまから、職種をかえて転職をして、会社を選ばず業務の経験をしてから、英語力をたかめつつ、ステップアップ転職をするのは十分にねらえます。

英語・高収入な職種で即勤務可能なものとは?

上のようなハイクラスな転職難易度がたかい求人の他に、どのような求人が多いのかといえば、翻訳、通訳系の求人となります。

  • 会議資料の翻訳業務
  • 会議における通訳業務
  • 海外のお客様からの問い合わせ対応
  • 海外スタッフの教育

コロナにより、在宅ワークをすすめる企業が世界中で多くなり、

コミュニケーション手段としてわかりやすい英語資料の作成が重要になっています。

特に、日本支社の外資系企業において、日本語の会議内容を英訳する業務の需要が高いといえます。

同時に、海外との会議をするときに通訳としての役割も担当するポジションがおおいです。

注意しないといけないのが、これら通訳翻訳業務は契約社員、派遣社員の求人がおおいといところです。

IT知識や、医療業界の知識や薬学知識といった、高い専門知識を要するポジション以外で、単なる翻訳通訳業務は転職市場価値がそこまでたかくありません。

ですので、年収も350万~400程度のものがおおく、決して高収入とは言い難いものがおおいです。

TOEICスコアと年収目安のまとめ

収入アップを実現するために、toeicスコアごとの年収目安をそれぞれみていきましょう。

※専門知識や業務経験があるうえで、+アルファとしての英語力の目安です。

TOEICスコア 年収目安 相関係数(1に近いほど収入と連動する)
860~990 550万以上~1200万以上 0.8
700~860 450万以上~800万 0.6
450~695 400万以上~650万 0.5
250~400 400万 0.3

海外人材の転職エージェント時代の経験をもとに、英語力が収入につながる目安として、toeic700以上です。

年収450万以上~800万の方がおおく、業界や業務経験レベル等も関係ありますが、このレンジにおさまる人がほとんどでした。

特に、製造業のエンジニア、ITエンジニアで英語力と収入の相関がつよく、理系人材こそ英語を学習するメリットが大きい傾向にあります。

TOEICスコアが900を超える人になると、業務経験がともなってくれば、年収が600万以上の割合が非常に高くなる傾向があります。

なので、3年以上業務経験+アルファの英語で収入アップは実現可能です。

英語で高収入な狙い目職種とは

これまでの転職エージェント経験から、英語で高収入を狙いやすい職種を紹介します。

  • 公認会計士・税理士
  • Itコンサル

公認会計士、税理士は士業ですので、平均年収も高めかつ、業務量も膨大なので収入はたかい傾向にありますが、

事業会社の社内監査役や税務担当といった場合は、意外とワークライフバランスが保てることも多いのでおすすめです。

公認会計士・税理士は、そもそも高い専門知識の上に+アルファ英語力、仮にTOEICスコア900オーバーだと、転職市場で該当する人材が極端にすくなくなります。

US GAAP,JGAAPに精通して、税務関連の知識も豊富で、英語もバリバリ使える人材は食いぱっぐれることはないでしょう。

必然的に、市場に全然いない人材をめざすことで、高収入をねらうと最速で収入アップにつながりやすいです。

ITコンサルといえば、DXや効率的な基幹システムの導入など、クライアントワークをベースに問題解決につながる価値提供をする仕事です。

そもそもITコンサルとしての需要が全世界でたかく、圧倒的な人で不足な状態なので、収入も非常にたかい傾向があります。

プログラマーは比較的たくさんいる一方で、クライアントとのコミュニケーション能力や課題解決能力、価値提案能力、プロジェクトマネジメント能力等、ソフトスキルも必要とするのが一つ高収入の要素です。

ここに、英語によるプレゼンテーションで海外のクライアントへ説明できる能力は、比較的規模の大きいコンサルティング会社では非常にもとめられているスキルの一つになります。

英語・高収入めざすならおすすめ転職エージェント

過去に私も、日系グローバルメーカー➡海外人材の転職エージェント➡外資系it企業と転職をしてきましたが、

もっとも年収アップの希望をかなえてくれたのが、下記の3社でした。

自分にあった働き方ができる求人に出会える doda

まず、dodaは非公開求人が多いのと、海外人材の転職エージェントのサービスも展開しているので、より広範囲に応募ができ、

自分にあった働き方がかなえられる求人に応募ができました。

企業によっては求人の質が全然ちがうので、それらを比べるために複数のエージェントを利用しました。

業界を絞り、職種を絞り、年収で希望の求人を選ぶとき、はやり数が多いと可能性が広がります。

あと、数ある転職エージェントの中でも、話しやすいエージェントばかりなので、基本的な転職の知識や自分の市場価値なども客観的に教えてくれるので助かりました。

年収600万以上の案件ならエンワールド・ジャパン

エンワールド・ジャパンはハイレベル求人を積極的に紹介してくれます。

私の場合は、タイに留学をしていた関係で、APAC地域での海外駐在ができるポジションをさがしていた関係で、エンワールドで該当の案件をさがしてみました。

当時はまだまだ業務経験もすくなかったので、ハイレベル求人への応募をしても内定をもらうことはできませんでしたが、

どれも高収入な求人ばかりで、収入アップや海外駐在をしたい方にとっては、ぜひ一度面談をして、求人をみせてもらってください。

「こんなにもらえるの!?」と驚くはずです。今後の仕事へのモチベーションにもつながるので、一度無料で登録、面談をしてみましょう。

よりハイクラスな英語を使う求人がおおいJAC Recruitment

日本にある外資系や管理職求人など、よりハイレベルな求人がおおいのが、JAC Recruitmentです。

ハイレベルな求人だからこそ、面接対策の深さ、対策へのクオリティが高く、企業情報や業務内容がより詳細に確認ができるので、

もし仮に、十分な経験がない場合でも、将来のキャリア像がよりはっきりイメージできるのと、具体的な計画をきめて面接でもしっかりいえれば、ポテンシャル採用の枠でチャンスがあるかもしれないので、ぜひ一度相談してみるのはありです。

いずれにしても、エージェントと面談を通して、JACリクルートメントのもっている求人のレベルと、自分の希望を確かめておくのはありです。

英語面接対策にオンライン英会話

英語で高収入な職種へ応募をし、面接までいくと、必ず英語の面接があります。

TOEICスコアがたかくても、いきなり英語での対話って難しいですよね。

できる限り、英会話の練習をしておき、面接も一発で好印象をしっかりあたえたいものです。

将来的に収入が上がる可能性がたかいため、英会話への投資は早いにこしたことはありません。

私も外資系や海外人材の転職エージェントの面接の際は、英語での面接がありました。

正直、失敗してしまい、落ちてしまったものも複数あったので、「あの時、もっと準備しておけば、、」と悔いがのこって仕方ありません。

「もし、あの会社にはいれたら、今頃収入も今の倍はあっただろうな、、」とかいろんな想像をしてしまいます(笑)。

でも、そんなに英会話学習に時間をかけてはいられないといった方におすすめなのが、 プログリットです。

プログリットは普段仕事で英語をしようする外資系の人や、海外駐在をこれからする予定のある方にとって、英語ミーティングで実践的な英語が使えるかといった不安を解消してくれます。

私も、英検1級、TOEIC900も超えているし、英会話くらい大丈夫とおもっていました。

しかし。いざ外資系にはいってみると、業務を円滑にすすめるためには、もっと英会話能力が必要だと再認識しました。

特に英語会議で、思うように聞き取れないため、何をどのように言えばよいかわからなくなる時も多々あり、頭が真っ白になりました(笑)

プログリットレベルで鍛えて、実践的な英語が使えるスキルをアピールできれば、転職の成功確率が間違いなくあがります。

ちなにみ、英語学習方法についてもまとめています!

英検準1級独学勉強法とは?1年で偏差値35からセンター9割【徹底解説】

まとめ

ここまで、英語で高収入が可能な職種やリアルな求人や転職エージェントについてまとめてきました。

TOEIC900もあくまで、+アルファのスキルで業務レベルをグローバルにひろげるための手段でしかありません。

英語が求められるような職種では、業務レベルも高いことが多く、必然的に収入も高くなるため、

今行っている仕事をつづけながら英語力を高めて、よりグローバルに展開している企業へ転職するのがおすすめです。

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