海外転職をするときに注意したいのがブラック企業です。
日本では約8~9割がたの企業がブラック企業なんていわれていますが、海外進出している日系企業や海外企業においても同じことが言えます。
特に、労働環境の点ででは注意が必要です。パワハラやセクハラなどは、海外だと労働組合が日本よりも組織されていないので発覚しにくいのや、相談できる窓口が少なかったりします。
なので、以下のような特徴を持った企業で、「もしかしたら」、ブラック企業かも、と思ったら転職するべきです。
また、ブラック企業に海外転職 タイで間違ってもしないために、求人票での見分け方や四季報を活用した企業情報の活用の仕方をご紹介します。そして、その情報をもとに、どのように効果的に転職エージェントを使うのかご紹介します。
この記事を見れば、ブラック企業に心配することなく海外転職ができると思います。
Contents
海外タイでも同じ!ブラック企業の4つの共通点

日本とタイでも、ブラック企業の実態は変わりません。大きく共通しているのは三つですね。
入社したら業務内容全く異なる
せっかく日本から海外へ転職したのに、業務内容が希望しているものと全く違う、違う部署に異動になったなどは注意しましょう。往々にして、そういう企業はブラックなことが多いです。もし、そういう話であれば入社する前にするべきです。
例えば、超ベンチャー企業だったりすると、決まった仕事を淡々とこなすよりは、すべてこなしていかないと務まらなかったりします。そういう場合、ちゃんとした企業であれば、事前にその旨を伝え、納得してもらったうえで採用するはずです。
日本の例でですが、もともと営業企画を志望していた方が、もともと欠員補充要員として入社するはずなのに、退職するはずだった方がそのまま在職していたため、英語も得意でないのにバイリンガル部門に異動になったケースがあります。
適正などもあるのに、人員が足りないという理由であちこちから人を集めてビジネスをまわすような組織はブラックな傾向がありますね。
社内教育が組織されていない
しっかり業務をこなしていける教育制度が整っていない企業はブラック企業の特徴といえます。これは、仕事が組織されていないために、マネジメント機能がごちゃごちゃしているのが特徴です。
コミュニケーションがあいまい、組織系統があいまいなので、だれにお願いしたらよいかわからない状態になり仕事が山積みになることが往々にしてありますね。
パワハラやセクハラが横行
ブラック企業は特徴としてあからさまなパワハラやセクハラがはびこっています。
例えば
- 社内地位を利用して、部下を怒鳴り散らす。
- 常にマウントをとり、俺様絶対主義。
- 小さなミスで、詰めがえげつない。
こういう会社は、上層部がパワハラ傾向なので中間管理職がまねして、末端の部下への態度に現れているのが特徴ですね。
傾向としてクライアントもやばい企業も多いのが最悪のところです。
こういう企業は詰め、詰めの労働環境なので、少しのミスをすることにびくびくして精神を病む人が多いので注意が必要ですね。
セクハラに関しても、ずかずかプライベートな話を聞いて来たり、しつこくボディータッチがおおかったりが怒りやすい労働環境になりやすいです。
サービス残業と長時間労働
電通の事例のように、大企業でも過度な残業をつねに強いられる企業はブラック企業の特徴です。また、サービス残業がまかり通ってしまう企業ももちろんブラック企業です。
気にすべきところは、先輩社員の働き方です。すでに働いている方がもし、残業で夜遅くまで会社にのこっていたり、残業を付けていないような素振りがあったらブラック企業の可能性ありです。
そういう情報は転職エージェントを活用することで、タイミングよく聞く必要があります。
海外転職の求人票を活用したブラック企業の見分け方
ブラック企業に海外転職しないためにも、基本的にはハローワークやフリーペーパーにのっている求人より転職エージェント活用が前提です。
なぜかというと、求人情報、広告掲載基準が高いので、情報の正確性が法律によっても担保されています。例えば、固定残業代の金額、時間から基本給の記載、規定時間を超えた分はどうなるのかどうか記載する強制力があります。
なので、海外転職ともなると、効果的な転職エージェントの選び方、使い方が大切です。
年中求人を出している
転職エージェントとして、これはもしやブラック企業では?と思うところとしては、年中求人を出している企業です。
転職エージェントに登録して、何か月か時間が経過しても、まだ募集していたり、数年前に見たような求人が掲載されていたりすると怪しいですね。
実際、定期的に人の出入がはげしい、離職率が高い企業の求人は表現こそは変えていますが、掲載され続ける傾向にあります。
普通、求人は季節性を持っているので、求人がでやすい時期(7月や1月ボーナス後退職)に活気づいてくるものですが、そういうものを除いて常に欠員状態は労働環境に問題がある可能性が高いです。
幅がありすぎる年収
あとエージェント時代気になったのが幅のある年収ですね、過去に驚いたのが350万円~1200万円という求人。
明らかに、年収でインパクトを付けている感じが伝わってきますよね?そこまでしないと人が来ない証拠でもあります。
そもそも、企業視点からするとそこまでの年収を出さない方向で、採用を考えていますが、ありのままの情報だと広告としてのひきが弱いので年収でインパクトを作ったりするわけです。
ウソではないけど、事例がすくない場合がほとんどなので、その年収を期待すると大怪我する可能性が高いです。
選考プロセスが簡単すぎる!は注意!
一発面接を最初から決めている企業は気を付けた方がいいです。タイ転職の場合であっても、一次面接がスカウプで行われ、最終はタイに来ていただくというのがほとんどです。
そこまでして、人を雇うことに、就職する方の本気度の確認も併せて、時間とコストをとる企業が普通ですし、本来の姿です。テストが何度もあったり、面接が3回、4回の会社は社員に優しい傾向のあるホワイト企業だったりします。
週休二日制には注意!
週休二日制、一か月の間で二日休める週があるという意味で、必ず二日週に休めるという意味でないのに注意しましょう。
必ず二日休めるのは、完全週休二日制の場合です。
週休二日制だけでブラック企業か!とまでは言いませんが、休日出勤が多いのは可能性ありですね。また、どれくらいの頻度であるのかを必ず聞くことです。
BtoCのビジネスの領域でよくありますが、毎週土日出勤が当たり前の場合も忙しい時期はあったりします。それを目的に人を採用していたりするので、注意してください。
若い人が活躍中!には注意すべし
長く務める人がいないのでは?ということです。中間管理職まで勤めてくれる人がいないから、若手が活躍する会社かもしれませんので、なぜやめてしまったのかどうか確認しておくべきですね。
営業職の場合は特に、業界によっては気を付けないといけません。つまり、労働集約型の仕事で、元気や体力を求められる環境の可能性が高いからです。
営業で海外転職する際のおすすめ業界の詳細につてもまとめてみました。
社員を使い捨てで、たくさん雇っていることも最悪あります。
残業なしには気を付けて!ほんとかよと疑いを
プライベートの時間を確保できるとおもって、残業代なしというのがある。サービス残業があたえりまえ。なんてことも可能性ありです。
職安法が厳しくなった関係で、転職エージェント側も残業代に関する規定を明記する、違っていた場合罰則もあることから、さすがに残業代あるかないのかに関しては求人票に記載してると思います。
もし、その旨がなければ、常識だと思わずに、「残業代は支払われますか」と確認しましょう。
「アットホームな雰囲気が魅力」のわな
アットホームな雰囲気を強調しているということは、相当ウエットな人間関係ということともなります。
部長のお願いだから、休日出勤したなど、みんながサービス残業しているかた、自分もするといった方は実際結構数います。
ましては、土日もイベント参加を断れない風潮なのも特徴です。それでブラック企業とまでは言いませんが、公私混合して、いつまでも勤務させられている感じが嫌いなかたは避けるべきだと思います。
こんな給与もらえんの!相場よりも高すぎる年収には裏がある
年収が相場よりも高いのには裏があると思って正解です。基本的に、会社は社員に利益創出の原動力となることを期待しますので、それ相応の業務量になりがちです。
例えば、年収320万円の20代営業が520万円のオファーをもらった際、あなたならオファーを受けますか?実際、ほとんどの方がオファーを受諾します。そして、全員とは言いませんが、離職して転職するという結末がおおいのが実情でした。
高年収にはよくも悪くも負荷がかかることは認識しておきましょう。
少数精鋭でやってますは自信がある方のみ
少数精鋭の企業を売っているところは、業務量が半端なく多いですね。プラス、「成長できます」とインパクトを付けている場合は要注意です。
たしかに、その業務量をこなしきると実力がつきそう…。ただ、体がもつかどうかを心配してください。
個人的には、細く長くはたらく、それ相応の年収をもらいながら楽しく副業やって稼いでいた方が人生幸せだと思います。この点は人それぞれなので、実際こういう企業に転職する際には一度働き方について考えてみてください。
「ノルマなし」は疑ってよし!
会社なのにノルマがないのは、あなたを限界まで働かせようとしている可能性があります。ノルマは会社が成長するためには必須目標です。
それがあって、ビジネスがまわり収益が発生し、ご飯を食べるお金を頂けます。それがないというのは、よっぽど技術力がたかく、高収益で独占的なビジネスを行っているような企業(インフラ業界)など以外考えられませんね。
やる気精神論が強調している。は気を付ける必要あり!
やる気、精神論を仕事に求めているような会社はブラック企業あるあるです。こういう会社は何事も気合でなんとかなる精神を重んずるので、無理なノルマを課してきたり、大声で、社訓、朝礼、夢、成長などを復唱させられます。
ほんものの社畜人生が待っています。もちろん精神論も時としては重要ですが、毎朝社訓は無駄だし、そういうところにも労力を強制してくれる会社は業績もイマイチのところが多かったりします。
社員旅行をアピール
仕事でのアピール材料がない会社のありがちな求人表記ですが、社員旅行に行きたいから、その会社に入りたい人なんて今どきいないことにも気づけていない企業は危ういと思います。
ブラック企業の可能性もありますが、不安定な企業にいくメリットなんて、会社員にとっては何もないので、こういう企業の求人はスルーしましょう。
下記の文言はもしかするとブラック企業の可能性あり?
他にも、ブラック企業の可能性がある求人での文言としては以下のようなものが考えられます。
- 実力主義、
- 成果主義、
- 年間休日数がすくない
- 幹部候補募集
- 試用期間が長すぎる。 ※危険です。
- 即日採用 ※危険です。
そもそも、日本の8~9割がブラック企業なんていわれていますから、注意しすぎるくらいが丁度いいです。
就職四季報でブラック企業の実情を丸裸!

求人広告はエージェントが企業目線をもとに作られます。なので、うまい話しで武装して、企業の裏側がわかりぬくいです。
就職四季報は、客観的なデータ、アンケートに基づいているため、広告意図がありません。転職の際にも非常に有益な情報をくれるので、ぜひ活用してみてください。
それでは、ブラック企業を就職四季報で見破るポイントを見ていきます。
新卒3年後離職率
四季報を見る時には、三年後の離職率をみるとその会社が働きやすいかどうか見えてきます。もちろん、リクルート、サイバーエージェントなど独立を志す方が多い企業の場合、退職より独立する人も多くいるので、一概には言えませんが、業界の平均なども考えて明らか高いのはブラック企業の可能性ありです。
平均30%の業界で 40%は高いので警戒するべきといった感じでしょうか。
もう一つ例えを出すと、電気、ガス、メーカ(ホワイト)金融(20%以下)平均に対しどれくらいなのか、30%に以上はアウトですね。
新卒の採用実績数
意外と思われるかもしれませんが、新卒採用者の人数が社員数に対して多いのは危険ですね。
よっぽぼ業績がよいのはもちろん別ですが、基本的に全体の従業員に対して、2割以内で注意。3割以上アウト。という基準で見てみましょう。
まさしく社員は駒として働かさせるという意図がみえみえですし、そういう考えの企業は成長も見込めませんので、入社するメリットがそもそもありません。
またNA,Not Ansewerにも気を付けます。どうしても後悔したくない理由があるから、開示していない以外理由はありませんので、上記すべてがNAだとするとブラック企業の可能性ありと言わざるを得ないと思います。
また、残業時間ですが、基本的に(総合職と一般職の平均)なので、必ずしも実態とも言えない場合もありますので注意です。
ブラック企業が集まりやすい業界
ブラック企業があつまりやすい業界というのがありますので、なるべくそういう業界には就職せずにいることがリスク管理として挙げられます。
特に営業職の場合は、海外となると注意が必要です。
労働集約型の会社。
- 飲食業界
競争が激しいですね。価格競争や、差別化が難しいので、深耕営業や長時間労働をすることで競争力を補おうとする業界は激務になりがちです。ましては、利益率がひくいので、業務量のわりに給与がやすいこともざらにあります。
- 建築業界
不動産業界はブラック企業の典型のような業界です。グレーな営業活動もちらほら見かけますし、そこまでしてノルマを達成する、稼ぐという気概がないとキツイ業界ですね。
- メーカー
文系職はホワイトのイメージが強いメーカーですが、工場勤務だとブラック企業に当てはまる場合が多いです。私も、メーカー出身ですが、ソフトウエアの開発してるエンジニアだと残業時間が100時間に近づく月もあると聞きました。
- ホテル業界
お客が少なくなった後も業務があることから、拘束時間が長いことはキツイ部分かもしれません。
- 運送業
運送業は、よる遅くでも納期までにかならず輸送するミッションが常につきまといます。また、トラックの中での生活や不規則な生活リズムはキツイですね。
最近では人手不足で年収もよいとは聞きますが、激務なのはよく聞きます。また、トラック運転手はよくもわるくも男性社会なので、パワハラチックなことは日常茶飯事なのも特徴かもしれませんね。大手などに就職すればコンプライアンスが厳しいので少ないかもしれませんが、中小の運送業者は結構ブラック企業の割合高めですね。
金融業界
証券、銀行、保険など、営業職でキツさが目だつ業界だと思います。また、過去は利益率がたかく高給な職種だったのが、お金の貸し借りでは設けられなくなった現代では難易度が高いビジネスですし、お金を貸す需要も急激には上がりません。
そのなかで、しのぎを削って営業するのは大変です。証券や保険も個人相手なので、数と責任のおもさから精神を病んでしまう方が多いのが特徴ですね。
華やかな業界も意外とブラック企業が多い
マスコミ、出版、広告。電通などがいい例です。やりがい搾取とでも言いましょうか、こんないい会社ではたらけるから、頑張ろう!キラキラしている会社名に踊らされて、入ったけど、実際上司も業務で詰め詰めの毎日。
激務に耐えきれずやめてしまう人が多いのが特徴的ですね。
旅行業界
給料がとにかくひくい。あんなに有名なのに給料がひくいのが実態です。それだけ広告にお金を使っている証拠でもあります。旅行の価値そのものは、人材には依存大きく依存しないため、人件費を安くする傾向があります。平均して年収400万円で、昇給してマネージャーくらすでも600万円だとききます。
石の上にも三年。今の時代関係ない?得るものは何か。
正直、ブラック企業でながく務めるメリットが皆無なので、もし今現在苦しんでいる方は即転職した方がいいですね。ほんとに追い詰められたら退職代行使うのもありだと思います。
どうしてもやめられない方へおすすめの退職代行サービス3選!
体の事情や、会社の人間関係でどうしても自分でやめることができない場合、退職代行サービスを使ってみると気持ちが楽です。
今回は、退職代行サービスの中でも、とくに安心して活用できるものを3つまとめてみました。
新しいサービスほど、業界で大手を使っておくことで安心して、退職手続きを迎えられますよね。
ここにお願いしたいなと思えるポイントとしては以下です。
- 累計2500人以上(業界トップ)の退職代行を実施、
- 退職成功率は「100%」だから安心。※競合他社には「全額返金保証」なるものが存在しますが、そもそも「退職に失敗する」という事が起き得ないため、「返金をする」という事も起きない。
- NHK、テレビ朝日、TBS、フジテレビにも取り上げられている業界大手なので安心
最もリスクなことって、万が一退職できなかったときです。過去実績が100%退職を成功させているのは、業界大手だからでしょう。
2.汐留パートナーズ法律事務所にまずはLINEで無料相談
安心という点では、法律事務所にお願いするのが後悔しない選択かとおもいます。退職事は、なるべく感情論にはならず、理詰めで行うべきなので、法律事務所にお願いすることで確実にやめることができます。
3.退職代行jobs
1.顧問弁護士監修の退職代行で、顧問弁護士直々に顔を出して、安全性を守ってくれるので安心できます。
一般的に、顧問弁護士などは表に顔を出さないことが多く、ホントにやめられるのか、リスクはあるのかなどの説明が十分に弁護士からしていだけるので、安心です。
また低価格、24時間対応などのサービスなのでコストパフォーマンスは高めです。
まとめ
サラリーマンとしての幸せは、ホワイト企業に転職して、ワークライフバランスを大切にしながら、働くことだと思います。
精神的なストレスで、害する危険もあるブラック企業への転職は避けるべきです。そのためにも、上記を参考にして頂ければ幸いです。
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